6月27日はヘレン・ケラーのお誕生日です。
『奇跡の人』をご存じの方も多いと思いますが、視覚と聴覚に障害を持ちながらも社会活動に尽力した方でいらっしゃいます。
このような活動の地道な積み重ねが現代にも続いていると思うと、本当に頭の下がる思いです。
そんな「奇跡の人」ヘレン・ケラー氏は一体どんなホロスコープをお持ちだったのか。
早速みてみたいと思います!
■ヘレン・アダムス・ケラー Helen Adams Keller(1880年 6月27日 出生時間不明 アメリカ アラバマ州)
出生時間不明ですが月のサインは変わらないと思いますので、魚座としてカウントしてます。
〇2区分
男性サイン:4
女性サイン:6
男性・女性とも均等に入っており、偏りはありません。
〇3区分
活動サイン:4
不動サイン:4
柔軟サイン:2
活動・不動サインに天体が各4つと、多め。
なかなかしっかりとした、強い意志が感じられます。
口だけでなく積極的に行動もするので、人々の信頼や信用を得られるでしょう。
リーダーの素養も有ります。
柔軟サインも2つありますから、石頭というほどではなさそう。
ただ、少々頑固な面はあるかもしれませんね。
〇4区分
火のサイン:4
地のサイン:3
風のサイン:0
水のサイン:3
火のサインに天体4つと、多め。
なかなか情熱的で積極的、熱い人のようですね。
地と水のサインにも天体がそれぞれ3つ入ってますから、地道な努力家でもありますし、共感力もある人情家。
人の心の痛みが分かる方でしょう。
反対に風のサインはゼロ。興味深いですね。
知的に要領よくこなすことは好まないかもしれません。
知識や情報を駆使するのではなく、自分で経験して体得していくのが本質なのだと思います。
そしてホロスコープ全体を見ると、経験重視のボウル型。
頭で考えるのではなく、経験したことを栄養にして成長していく方ですね。
それでは次に、アスペクトを簡単に。
まず太陽から。
太陽はおそらく月と120度、木星と90度。
ヘレン・ケラーが非常に幸運だったと思うのは裕福な家庭に生まれたことなのですが、ここに出てました。
好きなことが出来るし、人生も自分の望む方向へ進むことが出来る幸運に恵まれる配置です。
実際両親とも名家の出身であり、障害を持つからといって彼女の教育を放棄することもありませんでした。
時代を考えると、非常に恵まれているとしか思えません。
ただしこれは、彼女の使命だったのかもしれないと思わなくもない。
なぜかというと、太陽とドラゴンテイルが0度だから。
ドラゴンヘッド・テイルは来世・前世を表すともいわれる、神秘的なポイント。天体ではありません。
そのテイルの方に太陽がピッタリと重なっているのです。
しかも誤差0.1度以下で、ほぼほぼ正確に重なっている。
前世から持ち越してきた、使命なり課題なりがあるように思えますね。
課題に取り組み、乗り越える必要が出てくる。
それが使命だし役割だから。
そんな風に感じました。
最後に、火星は土星と0度、木星の120度。
社会的な活動には積極的で目に見える成果も出せそうです。
活動は多岐にわたり、とてもエネルギッシュでしょう。
ただでさえ行動過多なのに、いずれも火のサインのため、さらに情熱度が高まります。
相当精力的に社会活動に専念したことが分かりますね。
さて、ざざっとみてまいりました。
人並以上の重荷を背負った彼女は、それを上回るだけの情熱とバイタリティを持った方。
確かに幸運にも恵まれたけど、そこに甘えずご自分でも行動し、道を拓いていきました。
私も見習わなければ、と思います。
それでは、この辺で。
今回もお読みくださいまして、ありがとうございます!